シャルトリュー
CHARTREUX


オシャレな青いマントを着けたフランス代表の小粋な猫は、頑丈で中位の長さの胴体、濃いオレンジ色に輝く丸い目、口元をすぼめて微笑む表情、丸く幅広いアゴ、直立した中位の耳、ふっくらした頬、羊の毛のようにガサガサした感じの被毛を持っています
原産国: フランス......... 作出年: 1980年代(1800年代)
毛の種類: 短毛 毛色: ブルー
目色: オレンジ 体型: セミ・コビー(中位でがっしり)


シャルトリュー
シャルトリュー


毛の特徴
羊の毛のようにガサガサした感じの被毛で、毛色はブルーグレー(青灰色)一色です


歴史
古い歴史を持ち、1750年に書かれた悲しみの小説に登場した「ヨーロッパを代表する4匹の猫」の中の1匹がシャルトリューです。猫名は「フランスのシャルトリューズ修道院(最高級のリキュールを製造することで知られている)」に由来しているように、最初は貴族や寺院で飼育されて、次第に一般の愛猫者に拡大され、現在でもフランスを代表する猫として知られています。1960年代の後半にアメリカに渡り、1987年にCFAで公認されました。日本には1970年代にフランスから輸入され、ペットショップの「フランスの貴公子」との宣伝文句で人気を得ましたが、その後の消息は不明のようです。しかし、最近ではアメリカから優秀な猫が輸入され繁殖も活発にされています 。


外見の特徴と性格
ちょっとおどけたような表情が可愛い猫です。肩幅が広く、頑丈で中位の長さの胴体は、コロンと太ったイメージです。丸く幅広い頭、直立したやや小さめの耳、ふっくらした頬、目は丸く、濃いオレンジ色で輝いて、口元をすぼめたようで、微笑みのある独特のやさしい表情をしています。小さな声をして、とても元気でマナーが良く、家族のルールもすぐに覚えてくれますし、普段はとても静かで優しいのですが、環境の変化や他人を嫌うようです。


入手のポイント
根強い人気を持っているためか、最近、直接フランスから輸入されるケースが聞こえます。日本ではアメリカ産の猫、アメリカの血統書が通用するのが一般的です。ペットとして飼育するなら問題はありませんが、繁殖とかショーに出したいときは難しいようです