コーニッシュ レックス
CORNISH REX



さざ波のような巻き毛は突然変異で生まれました。非常に柔らかいウェーブした被毛、細くて長いボディはスリムなスタイル、顔は個性的な卵形、盛り上がった鼻筋、ウサギのような大きな耳を持っています
原産国: イギリス(コンウォール地方) 作出年: 1950年
毛の種類: 短毛(巻き毛) 毛色: 全色
目色: 毛色に適合 体型: オリエンタル(細くて長い)


バイカラー(ブラック&ホワイト)
バイカラー(ブラック&ホワイト)
ダイリュート・キャリコ
ダイリュート・キャリコ


毛の特徴
猫の毛は、下毛と上毛の二重になっていますが、レックスの毛は萎縮しているために、カーリーヘアのようにクルクルと巻いて、非常にソフトなタッチで上質の絹のようで、猫の体温が直接、手の平に伝わるせいかとても暖かく感じられます。全ての毛色が認められています。
いろいろなレックスの記録
「レックス」とはの遺伝学の用語で「ちぢんでいる被毛」を指して、ウサギなどでも知られ、猫名の由来になっています。ヨーロッパ各地やアメリカでは、かなり古くから縮れ毛の猫たちが生まれていた記録が残されています。大戦後の1950年代から1960年代には、ドイツのジャーマンレックス、アメリカでは発見された州によって名称がつけられ、オハイオレックス、オレゴンレックス、カリフォルニアレックス、コネチカットレックス、ペンシルバニアレックス、そして他の協会で認められているラ・パーマなどが知られています。また、ロシアにも古くから自国のレックスが伝えられています。


歴史
1950年代、イギリスのコーンウォールと言う田舎町で「セレナ」と言う名の普通の短い毛を持つ家庭猫から、毛の縮れた1匹のオスの子猫が生まれたのが始まりで、このオス猫を母猫に戻し交配して基礎を築きました。米国には1957年にペアーの猫が輸入されて、1962年にCFAの最初のREXが血統登録がされ1964年度から公認されました。当初は「REX」の名称で、現在の「CORNISH REX」に変更されたのは1984年でした。日本にはかなり古くから輸入されていて、そのユニークな被毛と顔つき、甘ったれな性格から、現在でも根強い人気の猫種になっています。


外見の特徴と性格
顔型は縦長の卵形、大きな耳はウサギのようにまっすぐ立って、目は大きな楕円形です。横から見ると「ローマ人の鼻」と呼ばれるように、鼻筋に2つの凸形があります。犬のグレーハウンドに似て、細く長いボディは背中が自然のアーチを描き、脚も非常に長くほっそりしています。最大の特徴は柔らかい巻き毛で、全体の毛の量が少なく散らかることが少ないためにアレルギーの人にも飼うことができると言われます。痩せの大食いなのかよく食べて、いつも甘えて、子供が大好きな、遊び好きなハンターです。


入手のポイント
初心者が子猫を選ぶときは、必ず抱いてみてください。抱いたときに、嫌な匂いがしたら不健康のせいか、大切にされていないからでしょう。また、子猫の時から触らせないようなシャイな性格では、成猫になってから困る場合が多いようです。(子猫を抱っこすることは、どの猫種にも当てはまります)