ハバナブラウン
HAVANA BROWN


美しいマホガニーブラウンの毛色、特徴的なユニークな顔は、頭部は横よりも縦に長く、頬が窪んで、口元が飛び出したようにふくらんで、卵形の目は濃いグリーンに輝いています。体は中型で筋肉が発達しています
原産国: イギリス 作出年: 1950年代
毛の種類: 短毛 毛色: ブラウン
目色: 濃いグリーン 体型: セミフォーリン(中型)




毛の特徴
毛色はリッチなイメージで赤茶色で暖か味のあるブラウン、美しいマホガニーブラウンの毛色は、キューバで産出される最高級の葉巻きたばこの色です。ピカピカした輝きが魅力のポイント、ピタリと体に張り付いた短い毛質で、滑らかで柔らかい手触りです。


歴史
美しいマホガニーブラウンの短毛猫の歴史はイギリスで始まり、古くは、1800年代の記録に残されています。本格的に新しい猫種としての繁殖は、大戦後の1940年代の後半からスタートして、ブラックの家庭猫とシールポイント(アザラシ色)のシャム猫が基礎になっています。ハバナブラウンの名称の由来は、ハバナの最高級の葉巻タバコと同じ赤褐色の毛色をしていることから名付けられています。1954年にはイギリスにおいて「チェスナットブラウン・フォーリン」の名称で血統登録され、間もなく、アメリカに渡りました。CFAでは「ハバナブラウン」の名称で、1964年に公認されました。最初の頃はキャットショーで勝ち続けたことから人気も高まったのですが、現在、アメリカにおいても非常に数が少ない猫種です。


外見の特徴と性格
中型で筋肉質なボディ、良いバランスとプロポーション。特徴的な顔は、大きな耳、楕円形グリーンの目、はっきりしたウィスカーブレーク、日の位置にあるストップ、特長のある幅の狭いマズル、先端はスタウェアーで口元が飛び出したようにプックリして、とてもユニークな顔に見えます。子猫の時は人間の赤ちやんのような声で鳴き、成猫になると静かな優しい声になります。好奇心が強く外向的、人と遊ぶのが大好きで、とても優しい猫です。


入手のチェックポイント
日本での入手は困難ですが、アメリカでは優秀な猫が繁殖されています。輸入を依頼するときは、猫の代金のほかに、通信費、飛行機代、通園の経費などと、20%〜30%程度の謝礼が必要です