ジャバニーズ
JAVANESE


シャム系の多彩な毛色の長毛猫は、トロピカルムードの南国の島、ジャワ島のイメージから名づけられました
原産国: アメリカ 作出年: 1940年代
毛の種類: 中毛(短毛の部) 毛色: ポイントカラーで数多くの色が認められています。
目色: ブルー 体型: オリエンタル(細くて長い)


ジャバニーズ


毛の特徴
カラーポイント・ショートヘアから生まれた長毛で、胴体の毛はやや長い程度でシルキーな手触り、尻尾はフサフサした長い毛があります。数多くのポイントカラー(白い体に、口元、耳、四肢、尾に濃い色があるが認められています。)


歴史
ジャパニーズは南国の島「ジャワ島の踊り子」のイメージが名前の由来ですが、その発祥には関係ありません。カラーポイント・ショートヘアからごくまれに生まれてくる、毛の長い猫を基礎に作出され、繁殖は1940年代の大戦後の時期にスタートしていますが、CFAで公認されたのは1987年です。


発祥について
シャムの毛色は最劣勢のため、他の猫種の独特の毛色に影響しない結果的には劣性遺伝子として後々にホワイト・スポット、純白の小さな斑点として現れるので、その顔型やスタイルを取り入れるため、大戦後には新しい猫種の作出、またはアビシニアン、ロシアンブルー、いろいろな猫種の改良にシャム猫が用いられました。その結果として、毛色の異なるシャム系の猫や毛の長い猫が生まれたのです。


外見の特徴と性格
ボディは円筒形、首、四肢、尾、全てが驚くほど細くて長い猫です。顔は長くて銑角なV字形で、大きな耳が広がって付きシャープさを強調、高い鼻筋は長くて真っ直ぐです。ブルーの目はアーモンド形で切れ上がり、オリエンタルムードを感じさせます。人の傍が大好きで飼い主の後に付いてきて、肩に乗ったり、じゃれるのを好みます。


入手のチェックポイント
日本では見かけることはありません。アメリカにおいても数少なく入手は困難ですが、事情に明るい審査員に依頼すると良いでしょう