コラット
ＫＯＲＡＴ
|
|
|
| ■歴史 非常に古い歴史を持つ猫で、数百年もの昔からタイの王宮で大切に飼育されていました。コラットは発生地のタイ国でも希少な猫で、非常に良い性格のため、人々からは「幸せを招く猫」として愛されて、最高のプレゼントとして特別な人にだけ贈られていたのです。アメリカでは1906年にニューヨークのロビンさんが所有して、タイ式の「シーサワット」の猫種名でデビューしています。本格的な繁殖活動は、1959年に「ナラとダーラ」という名のペアの2匹が輸入され、次第に数を増やして、やがて1966年にCFAにより公認されました。日本では1980年頃に人気を集めたことがあり、映画の「我輩は猫である」に出演したり、多くの芸能人に飼われていることで知られていましたが、現在では希少な猫種になりました。 ■外見の特徴と性格 非常に大きいグリーンの目、大きな耳、ユニークなハートの顔、広い胸幅、前脚の間も広い、背がカーブしているセミコビーの体型。中位で筋肉質の硬いボディは、きつく巻いたスプリングのような力強さをしています。顔は額の部分にくぼみがあるため独特のハートの形に見えます。耳は大きく先端に丸みがあり、輝いたグリーンの大きな丸い目は、目と目が開いて機敏で豊かな表情を演出しています。用心深く、周囲の変化に敏感です。活発で優しいので子供には最適の猫です。 ■子猫選びののチェックポイント ちょっとシャイな猫もいますので、慎重に性格の判断をしてください。また、全体に明るい青灰色、表情が華やかで、目はグリーン（子猫の時は灰色に見えます）の猫を選びます。 |