メインクーンキャット
MAINE COON CAT


血統猫で一番大きな猫と言われるメインクーンは、脚はがっしりして、足先も大きくて丸く、胴体は非常に長く、肩幅、腰幅も広く、たくましさを感じさせます
原産国: アメリカ 作出年: 1960年代
毛の種類: 長毛 毛色: 単色、縞など多数
目色: 全色 体型: ロング・サブステンシャル(長くてがっしり)


ブラウンタビー&ホワイト
ブラウンパッチドタビー&ホワイト
パーティカラー部門(バイカラー)
パーティカラー部門(バイカラー)
ブラウン・タビー
ブラウン・タビー
オール・アザータビー
(シルバータビー)
オール・アザータビー
(シルバータビー)
オール・アザータビー&ホワイト(レッドタビー&ホワイト)
オール・アザータビー&ホワイト
(レッドタビー&ホワイト)


耳の特徴
被毛は分厚いシャギーコート、絹のような手触りでスムースに垂れています。毛色は縞と白の組み合わせが多く、いろいろな毛色が認められています。


歴史
メインクーンキャットはアメリカ大陸で自然発生した猫で、「ラクーン(アライ熊)との混血猫」と噂されるように、楽しい空想の世界がこの猫を取り巻いています。そのルーツは300年以上も前に大陸を目指す移民船に乗っていた船猫「北欧のスコーグカット」が原点のようで、アメリカに移住したピューリタンが連れてきた家庭猫と掛け合わされました。メインクーンはアメリカ東海岸を中心に拡大され、暑さ寒さの気侯の変化にも順応して、雪の中でも平気で歩くような、たくましい猫が自然に発祥したのです。1895年、ニューヨークのマジソンスクウェアガーデンで開催されたアメリカ最初のキャットショーで、ベストキャットに輝いたのはメインクーンでした。とても古い歴史を持っていますが、アメリカには普通の家庭猫として毛の長い猫が数多くいるため、血統猫として確立されたのは非常に遅かったのです。1967年血統登録が開始され、CFAで公認されたのは1985年です。現在では愛好者も多く、日本においてはトップランクの人気を得ています。


外見の特徴と性格
非常に大きな猫で、去勢されたオスは10kgを超えることも珍しくありません。胴体は非常に長く、肩幅、腰幅も広く、脚は力強く足先も大きくて丸い。全てにたくましさを感じさせます。ただし、大きさよりもバランスが大切です。長さも幅も中くらいのがっしりした頭、大きな耳は広がりすぎも立ちすぎもせずに付いて、大きな目はやや傾斜しています。口元は四角で頑丈です。まるで強い番犬のようなイメージの猫ですが、性格はとてもやさしく、飼いやすいことで人気が高い猫種です。


子猫選びののチェックポイント
大きな猫なので性格が暴れん坊では困ります。抱き上げると嫌がったり、体をすくめたりする子猫は要注意です。日本のメインクーンは全体レベルが優れています。優秀な子猫を選ぶときは、口元が角張って、下アゴがしっかりしていること(上の犬歯が下に出ないこと)をチェックしてください