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■歴史 地元ノルウェーでは、昔から森林に住むと伝えられる猫がいて「ノルクスカット」(カットは猫の意味)と呼ばれていました。次第に人々に大切に飼育されるようになり、北欧の神話に登場する「妖精のような猫」と伝えられていました。やがて、1977年にイギリスの猫協会で公認され、1979年にアメリカに紹介されました。アメリカで誕生したメインクーンキャットの祖先とも伝えられ、また、外見がメインターンに似ていることから、長い間公認されませんでしたが、愛好者の努力で、顔つきや体型の違いが明確にされて、1993年にCFAで公認されました。日本では非常に人気の高い猫種になっています。 ■外見の特徴と性格 前から見ると、口元から両耳先までは、大きな三角形で、口元から両耳の付け根まで は、平な頭頂部で小さな三角形になっています。飾り毛のある大きな耳、大きなアーモンド型の目、高い鼻すじは真っ直ぐでくぼみはありません。頑丈な顎をしています。ミディアムサイズのがっしりした力強いボディ、短い首、胸幅が広く、筋肉質の発達した猫です。前足は硬い骨で外向きにつき、森林を自由に駆け巡る力強さを見せて、高さと長さが等しいボックス型の体型です。また、この猫が完成するまでには5才以上の年月を必要とします。他人を寄せ付けないような面もありますが、飼い主を信頼し愛する猫です。 ■子猫選びののチェックポイント 最近では人気がどんどん高まっています。子猫を選ぶときは、明るい表情で、胸幅の広い健康な猫、抱いたときに嫌がらない優しい性格も大切です。 |