ターキッシュ ヴァン
TURKISH VAN


古代のトルコから伝えられる長毛猫の元祖は、大きくてたくましさを感じさせる体で、真っ白な胴体と美しいコントラストになって、頭のてっぺんと耳、しっぽに毛色があります
原産国: トルコ 発祥年代: 1980年代
毛の種類: 長毛 毛色: 白毛で頭と尻尾に色がある
目色: アンバー、ブルー 体型: ロング サブステンシャル(長くてがっしり)


ターキッシュ・ヴァン
レッドタビー


毛の特徴
やや長い被毛は根元まで柔らかいカシミヤのようです。毛色はヴァンと言って、体の全体が真っ白い毛色の中に、頭の上部と耳、尻尾に濃い 色があります。体に色があっても、ごく小さな一部分です。


歴史
1950年代にトルコの首都、アンカラを訪ねたイギリスの愛猫者は、近郊のバン湖を観光していたとき、湖で水泳をしている猫を見つけました。この地域では昔から「スイミングキャット」と して知られているようで、その旅行記から、この猫の足には水かきがあると伝えられました。夕ーキッシュヴァンは非常に古い歴史のある「トルコの毛の長い家庭猫」を基礎にしていますが、先に血統猫として認められた夕ーキッシュ アンゴラと混同されることが多く、長い年月認められずにいました。やがて、ブリーダーの熱心な繁殖活動で、CFAでは1988年になって血統登録が始められ、1995年に公認されました。まだまだ、ポピュラーではありませんが、日本でも熱心な愛好者が繁殖活動をしています。


外見の特徴と性格
ボディは適度に大きく、脚は適度に長く、たくましく筋肉質で肩幅が広い大柄な猫です。幅広いクサビ型の頭部、耳が大きく、大きく丸く開いた目、頬骨が突き出して、口元は丸い。水泳上手がトレードマークになっていますが、シャンプーされるのは苦手なようです。頭が賢く、飼い主に忠実な猫として知られています。


入手のチェックポイント
夕ーキッシュヴァンの愛好者は少しずつ増えていますが、新しい猫種が発展するには、しっかりしたリーダーを中心に、楽しい仲間づくりが大切のようです。