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■歴史(ペルシャ猫の誕生については、ペルシャ・ソリッドカラーを参照して下さい。) 1871年、世界で初めて開催されたロンドンのクリスタルパレスのキャットショーには、まだらの不鮮明な毛色の長毛の中に、単色(白、黒、ブルー)のペルシャ猫が出場して注目されました。また、この頃から次々に新しい毛色の猫が作出されて、19世紀の終わりにはアメリカに輸出されました。血統登録がスタートした1896年に、すでに人気のあったペルシャ猫は、血統猫の代名詞にな り、現在でも米国での血統登録数は全猫種の50%を越えています。 ■外見の特徴と性格 血統猫を代表するペルシャ猫は「猫の中の王様」と形容されています。丸くて大きな頭には小さな耳がついています。真ん丸で大きな目、ベちゃんとつぶれた短い鼻、優しさにあふれた表情を しています。短くて太い首、肩幅が広く短い胴体、脚も尾も短い、正方形の体型で、長い被毛が体全体を飾り、特にエリ毛はゴージャスです。子猫のときはおてんばサンでも、成猫になると、おっとりした性格になります。 ■子猫選びののチェックポイント ペルシャ猫の品種のレベルには大きな差があります。ペットで飼うときは、安価で健康な猫・繁殖やショーを目指すときは、ちょっと勉強してから、トップクラスの猫を選んでください。初心者は信頼できるキャットクラブやブリーダーを選ぶことが大切です。また、大抵のペルシャはおっとりしていますが、子猫の時からおどおどしたり、怒ったりする場合は、性格に問題があります。生後4ヶ月頃になれば、性格や相性、健康面でも分かりやすいのです。 |