スコティッシュ フォールド
SCOTTISH FOLD(ロングヘアー&ショートヘアー)


小さな耳がちょこんと折れた真ん丸顛はアンパンマンのイメージです。
原産国: イギリス 発祥年代: 1961年
毛の種類: 短毛と長毛 毛色: 全色
目色: 毛色に適合 体型: セミ・コビー(やや太い)


ショートヘアー・スコティッシュフォールド
ショートヘアー
スコティッシュフォールド
ロングヘアー・スコティッシュフォールド
ロングヘアー
スコティッシュフォールド


毛の特徴
短毛と長毛があり、毛はビロードのように柔らかな手触りで厚みがあります。 数多くの毛色が認められています。スコティツシュフォールドの繁殖には正しい知識が必要です。ここをクリックして下さい。


■歴史
1961年、スコットランドの農場で生まれた1匹のメス猫は、ちょこんと前向きに折れ曲がった不思議な耳を持っていました。発見したロス夫妻により「スウジー」と名付けられました。この耳は優性遺伝のため、最初は普通の耳をした家庭猫やブリティッシュショートヘアに交配されて、少しづつ折れ耳の猫の数を増やしました。とても愛らしい猫ですが、近親交配の奇形であることを理由にイギリスの猫協会では公認されませんでしたが、やがてアメリカに渡り、ブリーダーによって繁殖計画のプログラムが確立されました。アメリカン ショートヘアと交配され、健康な骨格の猫が繁殖されると、またたく間に愛好者も増えて、1978年にCFAにより公認されました。現在では長毛のスコティッシュも公認され、人気の高い猫種になっています。


■外見の特徴と性格
中位の大きさの体全体が丸いイメージで肉付きの良いボディです。尾は耳と同じように重要な部分で、尾は充分な長さを持って、しなやかに曲がり、先細りになっています。大きな丸い頑に、ちょこんと前向きに折れた小さな耳がついて、まるで、縁の無い帽子をかぶっているようです。目は真ん丸で大きく丸く開き表情を明るくして、短い鼻、高い頬、頬もふくよかで、口元の髭の部分はブックリとふくらんでいます。ちょっと神経質な面が見られますが、最近では優しい性格の猫が多くなりました。性格の遺伝は血統を調べると分かるようです。長毛の猫は、骨格も性格も安心できるようです。



■入手のチェックポイント
耳の折れた可愛い顔つきも大切ですが、後ろ足の間接など骨格に異状が無いことが求められ、特に尻尾が長く柔軟なことが大切です。両親がチャンピオンの子猫は、折れ耳同士の繁殖なので避けてください。耳の立ったスコティッシュは、ちょっと勉強すると、繁殖に用いることができます。健康な子猫を選択するのには信頼できる繁殖者を選んでください。
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