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■歴史
このセルカーク・レックスは1987年にアメリカので発見された、最も新しい巻き毛の猫です。ワイオミング州に住むバヒーズ女史は、モンタナ州にあるペット救済センターで、普通の家庭猫の中から、ちょっと珍しい、チリチリの被毛をした三毛の子猫を見つけました。このメス猫はペルシャのブリーダーであったニューマン女史に譲られて、ブラックのペルシャと交配しますと、6匹の子猫を生み、半分の3匹が、母猫と同じ巻き毛の猫だったのです。熱心なブリーダーによって繁殖され、アメリカでは数年前からキャットショーでキャンペーンされて、2000年5月からCFA公認猫種になりました。 ■レックスについて 「レックス」は突然変異で生まれた巻き毛の猫の総称ですが、すでに公認されたイギリス生まれのコーニッシュ・レックスやデボン・レックスの他にも、ドイツのジャーマン・レックス、アメリカのオレゴン・レックスなど、世界各地で数多くのレックス猫が見つかっています。また、それぞれのレックス猫は遺伝因子が異なるため、別々のレックスを交配しても普通の毛の猫が生まれます。 ■外見の特徴と性格 胴体は骨太で筋肉質で長方形、やや尻が高くなり、脚は骨太でがっしりしています。 頭は丸く、目は丸く大きく頬もふっくらして、全体が丸い顔です。おっとりした性格で、少々乱暴にしても怒ることが少なく、子供のいる家庭にも最適な猫です。 ■入手のポイント まだ、頭数が少ないので一般には入手が困難ですが、日本でも繁殖されるようになりました。コンディションの良い猫を選んでください。 |