第2章 猫の体の不思議
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1,猫はのどがゴロゴロ鳴るのはどうして? | ||||||||
3,猫の目(視力)は、発達していますか? | ||||||||
4,猫の赤ちゃんの目の色は灰色なのに、なぜ大きくなると変わるのですか? | ||||||||
5,猫は本当に真暗な中でも目が見えるの? | ||||||||
6,猫の目は、なぜ明るいところで瞳孔が針のようになるの? | ||||||||
9,白猫の親から変な毛色の子猫が生まれましたが? | ||||||||
10,猫にも乳歯と永久歯がありますか?猫の歯は何本ですか? | ||||||||
12,猫のしっぽは、なぜ、クネクネするの? | ||||||||
13,猫のしっぽは舵の役目をすると言われますが、しっぽの無い猫は問題がありませんか? | ||||||||
15,日本猫には尾が曲がっている猫が多いのはなぜ? | ||||||||
20,猫はなぜ爪を研ぐの?猫の爪が剥がれていたのはなぜ? | ||||||||
21,猫のヒゲは、どんな働きをしているの? | ||||||||
23,猫の鼻の頭は、なぜ、湿っているの? | ||||||||
24,猫の目は、なぜ夜になると光るの? | ||||||||
25,猫は夜でも目が見えるから目の働きが良いのですか? | ||||||||
26,なぜ猫の目の色は変わるの?なぜ猫の目は赤や青や緑や金があるの? | ||||||||
27,猫の体は、なぜ柔らかいの?(骨の数や、接合の仕組み) | ||||||||
30,肥満猫と言うのは、とのくらいの重さですか? (太りすぎ、やせすぎについて) | ||||||||
31,猫の舌は、なぜザラザラしているの? | ||||||||
32,猫は汗をかくのですか? | ||||||||
33,猫にも血液型がありますか? | ||||||||
37,猫は高いところから飛び降りても平気なの? | ||||||||
耳は感覚を麻痺させる。 注射などで猫の気をそらせる必要のある場合は、耳の中をくすぐったり、耳を軽く揉むにするとおとなしくなるなどの効果がある場合が多い。 |
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39,猫の聴覚は優れているのですか? ほかの感覚は? | ||||||||
41,猫の胃袋はいぬよりも大きいの? | ||||||||
42,犬には大型犬から小型犬まで大きさがいろいろありますが、 猫はあまり大きさが変わらないのはなぜ? |
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生後6ヶ月頃に生え変わりますが、このときに柔らかいものばかり食べたりしていると、乳歯の犬歯が抜け落ちないで、永久歯が突っ張り棒のようになり、
一箇所に2本が重なることがあります。(触ってと動くようなら、ちょっと力をいれて、動かなければ獣医さんに除去してもらってください)
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アジア系の短毛猫・シャムや日本猫などは、その祖先が尾曲がりが多かったのです。
また、日本などの島国の港町や狭い地域では、短尾猫が増えます。
平安時代の猫たちは長尾、江戸の中期以後に短尾、今から20年程前までは短尾が好まれていましたが、最近では、血統猫が盛んになったのにあわせて、長くて真っ直ぐな尻尾の猫が好かれるようになっています。
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尾の曲がった猫は近親による交配の結果ですが、これは日本だけでなく東南
アジアにも見られ、ヨーロッパやアメリカでは滅多に見られません。
特に日本で多く見られるのは、江戸時代の中頃から始まり、畳に茶分台という日本の生活様式にも関連しているようですが、人々が尾の短い猫のほうがネズミをとるのが上手と思ったことと、尾の短い猫はポテンと太った猫が多く可愛いと思われて流行ったからです。でも、現在では「家の猫は尾がまっすぐ」と自慢になるようです。
日本猫の尻尾が曲がっている訳
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尾が短い猫はおしりの筋肉が発達しているので、特に問題はないようです。
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22, 猫のヒゲを切るとどうなるの? (ネズミを捕らなくなる?ノイローゼになる?平均感覚は?) |
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鼻の先が濡れていることで、風向きや温度などが分かりやすくなり、微妙な気配なども察知するのに役立つようです。
鼻の嗅覚、形のあれこれ こちら
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29, 猫の毛は、なぜ抜け変わるの?(季節の衣更え) |
毛は皮膚の一部が変化したものと考えられ、ている。(爪も同じ)
猫の毛は、同時に成長して同時に脱毛する「同調型(特に背中の部分)」のヘアーサイクルで、換毛は季節により発生して、季節の変化は太陽の傾きによって知ると言われる。
猫の毛は防水、防寒に大切な役目を果たし、寒いときは分厚くなり熱い時期には薄毛になり、体温の調整を助けています。
猫の被毛について
30, 肥満猫と言うのは、とのくらいの重さですか? (太りすぎ、やせすぎについて) |
体型と言うのは全体のバランスですが、肥満を認識するのは、かなり太っている場合です。
背中から見て、肩幅と腰の巾を結ぶ平行線が凹んでいれば痩せているし、それがビアダルのように膨らんでいれば太っているということです。
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肉食獣として、捕らえた獲物を骨の回りまできれいに舐めとるように、ザラザラしています。
このザラザラの突起は内側に向かっているため、ビニール紐などを口に入れると、出そうとしてもどんどん食堂に送り込まれてしまうのです。
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全身には汗をかかないのですが、足裏の肉球には汗をかきます。これは滑り止めなどに役立ちます。
また、自分の身体を舐めることで体温の調整などをします。
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猫にも血液型があることは1940年代には知られていましたが、その研究やデータ―はあまり多くありません。
猫の血液型でいちばん多いのはA型(90%)で、ついでAB型(7%)、B型(3%)という調査結果があります。O型はないそうです。(小島正記先生は、日本ではA型が大半で70%以上との説明)
日本猫や米国系の猫は大抵がA型ですが、B型の猫はイギリス系の猫(デボン レックス、ブリティッシュSHなど)に見られます。(ラグドールにもB型が・・・)
A型の母猫とB型の父猫が交配して、B型の子猫が生まれたとき、A型の母猫の母乳を飲むと突然死すると伝えられています。
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34, なぜ猫はいつでも体をなめているの? |
38, 猫の耳に水が入ると中耳炎になると言われましたが? |
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