三毛(キャリコ)トーティ、ブルークリーム、他、
のオス相の出現について、
オス・XY(♂)とメス・XX(♀)を交配すると、オスは(XとY)メスは(XとX)に分離するが、分離がうまく行かない場合(XXY)が出現する。
外見がオス(♂)毛色はメス(♀)の猫は「遺伝子型がXXY」で、通常はオスとしての繁殖能力が無くなる。
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1958年度〜1995年度
CFA血統登録数から見るアンケートの集計
例:( )内の約数はペルシャのキャリコの例では、メス1226匹に対して1匹のキャリコのオスが登録されている。
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ペルシャ
◆キャリコ ♂7/8584 (約1/1226)
◆バンキャリコ ♂4/482 (1/120)
◆バンキャリコ(ダイリュート) ♂2/228 (1/114)
◆トーティ ♂65/36155 (1/556)
◆トービィ ♂4/192 (1/48)
◆ブルークリーム ♂147/32954 (1/22)
◆シェル トーティシェル ♂4/440 (1/110)
◆シェーデット トーティ ♂15/2315 (1/154)
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『オスとメスの出現率』
◆ブラック♂1:1♀
◆レッド♂3:2♀
◆クリーム♂4:3♀
◆レッドタビー♂8:5♀
◆レッド&W♂3:2♀
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ヒマラヤン
◆トーティポイント ♂27/7766 (1/288)
◆ブルークリームP ♂44/3391 (1/ 77)
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ジャパニーズ ボブテール
◆Mi−Ke (1♂/650♀)
◆トーティ (1♂/60♀)
『オスとメスの出現率』
◆ブラック ♂4:3♀
◆ブラック&W ♂2:1♀
◆レッドタビー♂5:3♀
◆レッド&W ♂2:1♀
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メインクーン
◆キャリコ ♂4/325 (1/80)
◆ダイリュートキャリコ ♂1/142
◆トーティ ♂2/570 (1/285)
◆ブルークリーム ♂6/179 (1/30)
『オスとメスの出現率』
◆ブラック ♂6:5♀
◆レッド ♂3:1♀
◆クリーム ♂2.5:1♀
◆レッドタビー♂3:1♀
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独り言
すなわち、ネコを人間が飼育するようになって、たことの証明です。
より自然な日本猫や混血猫よりも、人によって管理された血統猫は新しい毛色が好まれたりして、遺伝子プールが狭まくなり、いろいろな問題が提起されているのかも知れませんね。
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参考文献・「CFA イヤーブック&アルマナック」(CFA) |