キーウエスト・文豪ヘミングウェイの家  1999/6
お屋敷のビッグフット・キャットたち
「老人の海」「日はまた昇る」などで知られるノーベル賞作家の故へミングウェイが晩年を過ごした家がフロリダ半島の先の島にある。高速艇で2時間を海原を走ると小さな島が点在して、その中では大きなキーウエスト島・・・・

真昼になると摂氏40度にもなるという。

船着場からバスに乗って15分ほど、お土産屋さんや海鮮レストランの並ぶストリートを抜けて、看板を見ながら10分ほど歩くと、露地に入ったところにお屋敷がある。入園料は$6.50、日曜日のせいか観光客であふれていた。

案内の人は黒い猫を抱き上げて、ヘミングウェイが猫好きだったことや、この島の猫たちは、大きな足をして、たいていが指を6本も7本も持っている。

このお屋敷には約70匹で、それ以上増えないようにバスコントロールをしているのだそうだ。

猫の性質や、触れ合い方など、いろいろ説明してくれる。
猫たちは日当たりを避けて、思い思いにあちこちで寝ている。
よほど人馴れしているので、赤ちゃんが触っても嫌がらないが、抱っこされると疲れるので止めて欲しいと注意があった。
みんなマナーを守って、撫でる程度にしている。

風のとおるベンチの手すりにもキジ猫がいた。八重子さんが撫でているとうっとりして、小さなかわいらしい女の子が、猫について話し掛けてきた。

このおなかの大きなブルーの毛色の猫の前足も巨大で、繁殖するのは、このビッグフットで健康で性格の良い猫だけが選ばれるのだそうだ。

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