韓国は4500年の伝統(猫の発祥と同じ、年代ですね)を誇る国で、現在では日本以上の学歴社会ですが、親孝行や先人を敬う儒教の精神が根強く、また、キリスト教が浸透しています。

士農工商に似た身分制度が強かった時代に、年に1度の収穫の祭りで、お面をかぶっていると、この時だけは言いたい放題の無礼講でした。

ホテルの部屋から夜景を見ると、赤い十字架のネオンが100mの間に2つ3つと、小さな下町なのに100ものキリスト協会が林立しています。

■サムネイル画像をクリックすると拡大写真で御覧頂けます
   
  ソウルのキンポ空港から約1時間、下町にあるホテルで一息入れて、夕食は韓国の家庭を見せたいとチョンさんの家に・・・3階建てのマンションで2階がチョンさん夫婦と1才の娘、3階が両親と弟さんが住んでいます。 床はお湯の管が張り巡らされた「オンドル」と言う韓国式の床暖房になっています。  
   

   
 

ビールで乾杯して、ナッツ、西瓜、それからは次々に家庭料理が並びます。紅白と草のお餅、のり巻き、キムチ、ナマコ、山菜、牛肉の焼き物、などなど・・・ 何故か、翌日の昼食も韓国家庭料理の店、ちょっとビックリしたのは、取り皿が無いので、ガバガバト突きあうこと、・・・目の前のスープも、先にスプーンを入れられたら、どうしたら良いのか分からなくなってしまいます。 韓国の焼肉も骨付きと言うだけ(一流の店のは美味いらしいが)で、石焼ビビンバも薬膳の黒っぽいご飯で、残りのおこげに水を入れてジュジュジュと食べたのですが、・・・白菜キムチ、大根キムチ、水キムチ、イカキムチと、思いでの味はキムチばかり・・・最高は渡り蟹のキムチ、その名はケイジャン、日本の渡り蟹よりも柔らかく甲羅の殻まで食べられるのですよ。

 
   

   
  梨香大学などが見下ろせる王宮料理の店にも行きました。ここではイセエビや山海の珍味が並びますが、韓国焼酎に舌鼓。  
   

   
 

実は食事前に見学した南大門の屋台でキナコ餅を買って、ついつい全部食べてしまったので、いつもなら2人前は食べるのに、腹が膨らんで、・・・やっぱり、いつまでも若くないことを知りました。

 
   

   
  韓国のソウルには、秋葉原の電気街のように、同じ業種の店舗が道の両側に軒を連ねています。 南大門の側にペットショップが50店前後が大きな通りの左右に並び、獣医さん、ペットの学校などもあります。 この通りは「忠犬の路」と名づけられて、一般の人や地方のペットショップからの仕入れも多いようです。  
   

   
 

2軒の猫専門店が並んでいました。一方は新しい猫クラブを創立する金さんの店で、アビ、アメショー、ロシアン、ペルシャなどがいましたが、もう一方の店は、毛の長い白い猫(古いタイプのアンゴラ猫のよう)が売られていました。

 
   

       
 

カジノとディナーショーが楽しめるシェラトン・ウォーカーヒルに行きました。カジノの方は韓国人は入場禁止で観光客用とのことで遠慮させていただきました。 ショーの第一部は、韓国の神話や恋物語で、古典音楽と踊り、すごい迫力の太鼓と鐘の音、単調な中に歴史を感じさせる踊り、そして、ぜひ聞きたいと思っていた恋唄のパンセリ・・・感動しきり 第二部は本場ラスベガスからやってきたマジックショー マジックもすごかったのですが、圧巻だったのは、サイボーグのような大きなオッパイのダンサーが目の前で8人も踊ってるんです。合計16個のオッパイですよ。
 
       

   
  セミナーの翌日の月曜日、陶芸村に観光しました。 何だか日本からの観光客は日曜にはあふれているのですが、月曜には人影も少ない、静かな田舎の集落です。 通りの中ほどにある資料館で、新作の深紅の瑪瑙色の湯飲みを求め、半地下の工房まで案内されました。 親切に甘えてたずねると、通りの奥には韓国の第一人者の登り窯があると言う。 ちょつっと歩いて路の反対側の古い土塀の門をくぐる。素人目にも美しい花器や大皿、小品が陳列されています。 自然の味わい深い湯飲みを3点求めましたが、お茶をご馳走になり、日本に留学していた後継ぎの息子さんからは、あれこれ登り窯の説明を受け、帰り際には、来客の署名簿を差し出されましたが、前のページには大統領夫人や要人の達筆があり、八重子さんは「全ての猫の幸福」と記しました。