韓国で始めてのキャットクラブが創立される記念セミナーの講師として招待され、2000年5月26日から30日まで、4泊5日で韓国のソウルに行きました。

ちびりちびりと、土産に貰った古酒をなめながら、韓国・ソウルの思い出に胸を熱くさせています。

残念なことに、猫に関しては古くから「不吉な動物」とされていたため、動物愛護精神には立ち遅れている面があり、老人の多くは猫に触ることを嫌うそうです。 散策することは少なかったのですが、ノラ猫を見かけたのも路地裏で車の中から1匹だけでした。

若い人を中心とする「愛猫者グループ」は、ソウルを中心に、約500名と200名程度の2つの大きなグループがあり、コンピューター通信などで情報交換をしているそうです。

しかし、キャットクラブも血統書も無いのですから、「猫が大好き」と言うだけのつながりで、活動らしいことも無いし、猫の飼い方、食事、シャンプー、交配、病気、全てにおいて、基本的な知識がありません。

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  韓国に滞在した4日間は、食事の合間も惜しんで「猫、猫、猫」と、猫の話ばかりです。 若い人から「韓国に伝わる伝統の猫を後世に残したい・・・」との質問に感動しましたが、猫の特徴を聞くと、短毛、体は推定5〜6kgで大型、、尻尾は長く、毛色はサバトラまたはキジトラのようです。 「ぜひ見てみたいが、その猫は韓国でも珍しいのですか?・・・」と問い掛けると、街のノラ猫の多くが、このタイプのようです。「それを血統猫にするのは難しい・・」と答えましたが、若者の大きな夢を壊したのか心配です。  
   

   
 

韓国に初めての猫クラブを創立する金さん(中央)とチョンさん(右端)、クラブの主要メンバーたち。 一番左は猫の審査員を目指したい若者、その隣が夢を語った若者、みんなみんな猫好きです。 この日のミーティングの主題は、猫のクラブが何を目的とするものか、なぜ、猫の繁殖に血統書が大切なのか、・・・と言うことです。 「毛の長い猫と毛の長い猫を交配したら、生まれて1ヶ月目で一番元気な子猫の前足が後にねじれたようになってしまった・・・」と言う質問に、「オスとメスが同じ年齢なので、同腹の極近親交配ではないのか・・・これを防ぐためにも血統書が必要だ」と説明しました。 こんなに純粋で、情熱的で、まじめな人々に囲まれて、2時間の予定が3時間半になっても、質問攻めで、翌日のセミナーに持ち越しになりました。 2000年5月28日 昨日の午後から降りだした雨も昼前には上がり、青空に白い雲が浮かんでいます。

 
   

   
  ソウルの国際コンベンション・センターで開催された、韓国キャットクラブ創立の「ヒルズ猫セミナー」も100名もの盛況でされました。  
   

   
 

猫について話し始めるとストップのきかない猫ヒゲですが、みんな熱心にメモを取って聞いてくれました。

 
   

   
  質問コーナーでは1つ答えて次に移ると10人以上の手が上がって、答える時間の無かった質問は、日本語に翻訳してFAXで通信することになりました。 韓国の人たちが、どんなことに興味を持っているのか、質問状の届くのが楽しみです。 猫はコヤギで、ピーマンは太りすぎの肥満、感謝のカンスミダ。・・・大きな猫は「ヤーオン」、子猫は「ヤンヤン」と鳴くそうです。  
   

   
 

韓国猫クラブの第1ページを飾る記念写真です。この素晴らしいパワーは、1年ごとに花開き、2年後にはキャットショーも開催されると思います。日本の心有るブリーダー皆様のご協力をお願いいたします。