6月の徒然日記へ
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5月31日 猫の輸出入(検疫)に関して by Kotomi Miyoshi 文責 高野賢治
猫を輸入する場合は、米国(その他の国)において、同じ事をすれば検疫は12時間です。
米国インターナショナル キャットショーに猫を出陳する場合(2年以内で日本に戻ってくる場合)
猫に関しての「検疫」は、こちらから
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子猫の旅立ちを前に
2005年5月31日(火曜) 雨のち晴れ
2回目のワクチンも終わって、もう直ぐ生後4ヶ月、いよいよ6月には旅立ちます。 元気で、新しい飼い主さんに好かれる子猫であって欲しいと願っています。
ボクたちのNPO きゃっつ愛では、『子猫のトレードは生後3ヶ月以上(ワクチン終了後)、精神的な安定が得られてから』にするようにキャンペーンしています。
まだまだお母さん猫や兄弟猫と遊びたい赤ちゃん猫を手放すのは反対ですし、そんな小さな赤ちゃん猫なら自分になついてくれると思う新しい飼い主さんも勉強不足ですね。
生後45日頃の赤ちゃん猫は、色々なことを母猫から教えられ、子猫同士の遊びからも多くの生活の知恵を学びます(学習期)
健康面では、母猫からの免疫も低下して、そろそろワクチンを接種しなければいけません。(ブリーダーの中には、「ワクチンが病気の元になるから、私はワクチンをしない」と言う人もいるようですが、それはそのキャッテリ―の猫たちの健康状態が不安定なのでしょう。 初心者は近寄らぬが賢明ですよ。)
それで赤ちゃん猫が病気になったとかしつけが悪いとか、いろいろなクレームになるのですから、子猫の命をもっと大切に考えて欲しいです。(ワクチンをしないブリーダーは「新しい人に対して、飼い方が悪い」と知らん顔するのが普通のようですね)
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メスのブルーの名前はは、VICJAPANブルーベリーとVICJAPANアンドロメダ |
ルディーの男の子は、VICJAPANアレキサンダー |
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初めてのブルーで驚きましたが、無事に可愛く成長しました。 |
この顔は少しこけて見えるけれど、既に2kgもあって、キャットショーでも頑張れそうです。 |
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最近の猫たちは一見すると華やかですが、大きな丸目が多いのですが、この子猫たちの魅力は、大きなアーモンド形の目です。
耳の大きさと開き、胸から前脚の美しいライン、♀2匹のブルーの毛色(下毛のベージュの色が美しい)
もっとも、2匹のブルーのメスたちはトレード先が決定済みです。
オスのアレキサンダーは、新しい飼い主募集中!! |
六本木の魔術師Jim
D.Mito
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猫の血統書
5月18日(水曜)
日本国内で発行される猫の血統書は協会や団体だけでも50以上はあるだろうし、個人や名前だけの団体を含めると、それは数限りないと思われます。
:血統猫は、苗字にあたるキャッテリ―ネームと、猫の名前で世界や日本で唯一の猫として登録されるのですが、どの血統書もミスタイプの多さには驚かされます。
もっとも、一頭ずつタイプする日本の血統書では、間違っていても素通りして分からなくなってしまうのです。
国内血統書の多くは、先祖が3代祖(14匹の記載)ですが、猫の名前だけで数百文字になると思いますが、その中の一文字でも間違えると、新しい別の猫になってしまいます。
日本の猫の血統書が世界的に信頼されないのは、間違いが多すぎるからでしょう。
JPCU血統書はコンピューター管理され、自動的にオリジナルの通し番号がタイプされるので、間違いが発見されるシステムになっています。
果たして、あなたの愛猫の血統書は正しいですか?? CFAナンバーのチェックをしてみてください。 http://hol.cfainc.org/herman.asp
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第6回せせらぎまつり
5月15日(日曜)曇り・雨・天気雨 せせらぎまつりの写真集はこちら
第6回せせらぎまつりは、“わたしの健康
地球の健康〜笑顔からはじめよう〜”をキャッチフレーズに出会い・ふれあい・学びあいの場づくりを目指しています。
昨夜は準備で午前4時までかかり、朝は7時起き、もっとも、八重子さんは6時起きで、二人ともフラフラです。
NPO法人きゃっつ愛として、キャットショー以外でのボランティア参加は初めてなので、ちと張り切りすぎかもしれません。
山形からはタレント猫の「みーや君」も息子のスコティッシュ フォールドを引き連れて駆けつけてくけてくれました。
四俣さんは抱っこちゃん猫のアビシニアンとオリエンタルショートヘアー、千葉の三好さんはラグドールとアメリカン カール・・・
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20くらい並ぶテントの中でもひときわ華やかに飾られた。
このアビとオリエンタルは、人が大好きで、少少のことでは驚かないし、全くのタレント猫として、ボランティア猫として最高でした。 |
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四俣さんの猫の説明には子供たちや猫好きな人たちがが一杯集まり、どこのテントよりも盛況でした。 |
曇って少し寒かったのに、午後1時頃には雨がぱらつき、最悪だと思っていたら陽が差して、日向では暑いくらいです。
それから1時間もすると、太陽の照る中小雨が混じり「キツネの嫁入り」になって、終了の4時20分前頃からは、雨脚が強くなり片付けはじめます。
終了時は土砂降りの雨ですが、何とか濡れずに無事終了です。
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詳しくは
http://www.nekohige.jp/cat_club/index.html
「せせらぎまつり」は渋谷区総合ケアコミュニティせせらぎを拠点として、すべての人々が、ボランティア、NPO、企業、行政と直接交流を図るため、イベントを通じてお互いを認めあう「地域コミュニティの創造」を目指して開催されます。
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フォーンの子猫
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5月2日(月曜)
長崎の美樹から電話が入った。
『久しぶりにアビシニアンの子猫が生まれたけれど変な毛色だ。
こんなに白い色は見たことないけれど、もしかするとフォーンかも知れない。』
いろいろ説明するけれど、いくら口で言われても想像するのは難しい。
直ぐに写真を送れと言ったら、こんな変な毛色の赤ちゃんの写真を送ってきた。
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最近のアビシニアンはブルーとかフォーンのダイリュート・カラーが大人気らしいが、考えてみたら我が家でもフォーンは生まれたことが無いので・・・
『これはフォーンだ。見たこと無いからフォーンだ。変な毛色だからフォーンだ』と返事した。
好きか嫌いかと言われたら、あんまり好きな毛色ではなかったけれど、我が家のブルーも美樹のフォーンも、なかなか可愛いものだ。
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御礼
5月1日(日)晴れ
天皇賞は大ハズレと思っていたら、猫ひげさんの夢のお陰で大当たりしました。と礼を言われた。 馬券のことは詳しくないのだが、5と8の枠の組み合わせで、5000円以上の配当だったとか・・・そうか黄色の帽子とピンクの帽子・・・ 次は馬券を買ってやる。
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天皇賞 4月30日(土曜)晴天
久しぶりに夢を見ました。 天皇賞は8,5,3で決まるそうです。 8と3ははっきり見えたのですが、中の5がちょっと不鮮明・・・
何だか5千円買って数百万円にもなって、ちと興奮しました。
こんなリアルな夢を見るのは、やはり欲ボケなのでしょうか・・・でも、夢を見たから起きだして書いています。
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審査は疲れる 4月23日(土)晴天・春爛漫
ボクの義理の娘の美樹の主宰する「長崎キャットファンシャーズ」の初めてのキャットショーと言うことで、夫婦で審査をした。 審査だけなら疲れることも少ないが、八重子さんは審査台のディスプレイにこだわって、深夜まで働いているから、眠れたのはせいぜい3時間だろう。
朝の出かけも、ショー会場の設営のお手伝いで、午前8時には会場入り。 節約節約と地下鉄に乗ったのは良いが、その中でも、紙の兜を折りつづけていた。
会場では八重子さんは人の何倍か動いているが、ボクは身の置き場も無い。
審査は12時にスタートして、これはビックリ1時間もしないのに、右足の土踏まずが痙攣をしている。これじゃ1日持たないよ。
トイレに行く振りをして、持参のビープ論を10ccほど飲んだ。ものの10分もしないのに痙攣は治まってくれた。ビープロン(プロポリス)は即効性があるけれど、これはどのように作用するのだろう。 余計なことかも知れないが、周りの女性も美しく見える。
ショーが終わって帰宅したのは7時半、8時にはバタンキューとベットに転げ込んだが、ぐっすり眠ったと思って起きだしたら、深夜の12時だった。
やがて午前1時には八重子さんも起きだして、何だか熟睡時間が短くなったみたいで、これも歳のせいだろうかーーー
それから昼の弁当のお稲荷さんで一杯飲む。
話す事は審査した猫の解説、2時間にわたって、ああでもないこうでもないと話し合う。(ちょっと飼い主には聞かせられない)
明後日になったら、今年度の締めくくりということで、全体的な総括をしたいと考えています。
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ペルシャのシャンプー
04/21/2005(木)晴れ
春先になると子育ての相談とかシャンプーの問い合わせが多くなる。なるべく答えるようにしているが、1人1人に答えていては時間が無さ過ぎる。
猫のシャンプーの方法は、それぞれの猫によっても違いがあるし、ある程度の技能を持っていないと、教えることが理解されない。 いずれにしても、書面で教えるのだから、せいぜい実践で洗いの数をこなして、自分自身で技能を高めてもらうより仕方ない。
そうは言っても、簡単にできるだけのことは答えましょう。
「シャンプーの質問」 猫ひげ先生、こんにちは。いつもお世話になっております。 さて、今回は、2004年5月生まれのPersianのBlackのmaleをどのようにグルーミングしていけばいいのか、よくわからないのでメールした次第なのです。
maleゆえにシャンプーを数多くこなせばよいのでしょうか?シャンプーもほとんど自己流(以前に、某ブリーダーさんから少し教わっただけ)なので、いまいちよくわかりません。シャンプー教室に行く都合もなかなかつかなくって・・・。
(問い) 猫ひげ先生のホームページも読んでみたのですが、どうも綺麗に(脂っ気が抜けてサラサラに)いかないのです。
(答え1) ペルシャなどの長毛(ダブルコートで毛をふんわりさせる)の猫は、被毛の油っ気を取り除くのが大きなポイントです。 ボクはシャンプーの最初に「サララ107」を使用して油質を取り除きます。
http://www.cats-mall.net/shopping/sa_001.htm
(問い) 今回のショーでは、1ヶ月前ぐらいまでは週に1回、2週間前からは、3日に一度ぐらいのシャンプーだったのですが・・・。
(答え2) シャンプーの回数は、1ヶ月前ぐらいまでは週に1回、2週間前からは、3日に一度ぐらいのシャンプー、これで良いと思います。 1回のシャンプーは、最初にサララ107を使用して、そのまま「シルバーハーベストのシャンプーとリンス」を利用します。 http://www.cats-mall.net/shopping/cc002.htm このシャンプーは通常では2回洗いですが、油っ気を手のひらに感じる場合は、3回でも洗います。 リンスは、通常では充分にリンスを使用しますが、ショーの直前のシャンプーでは使用しません。 リンスは弱酸性で、被毛のキューティクルを閉じて、滑らかで艶やかな毛質2しますが、ふんわりした感じが失われるからです。
グルーミングのページ http://park15.wakwak.com/~nekohige/beginner/index2.html
(問い) 何となく毛吹きも良くないのですが、これはシャンプー、あるいは食事などで改善できるものでしょうか? (答え3) ペルシャの長くてゴージャスな被毛は、季節の変化や太陽の傾きによるとい言われています。 長い被毛を保つのには、抜け毛を押さえることがポイント、冬場の演出が大切で、なるべく薄暗い室内での飼育が必要になります。
良いタンパク質など食事管理も大切です。
欧米のショーキャットの管理には、良いサプリメントを用いるブリーダーが多いのですが、中でも「NEKTON」は、2〜3週間も与えれば、毛質やけづやが良くなるので人気が高いです。 NEKTONのお求めはメールでお願いします。(只今、先着20名様20%OFF) もうひとつ、カットはどの程度やればいいんでしょうか?ショー会場でベテランの方たちがカットしているのを見て、かなり手を入れた方がいいような印象を受けたのですが、実際のところはどうなのでしょう?
(問い) 今までは耳を丸く見せるためと、目の回りにかぶさっている毛を少しカットするだけだったんですが、それ以外に何かポイントがあるのでしょうか。気になるところです。
(答え4) カットについては、猫種のスタンダードを学んでください。 耳は小さく先が丸い、耳と耳の間は広くて丸い・・・誰でもが分かっているようですが、本当に理解している人は少ないのでしょう。
耳と耳の間の頭頂部の被毛、中でも耳の周りの毛を長くしているケースが大半ですが、これは、耳と耳の間を狭く見せてしまいます。
鼻のストップライン、顔の丸さを強調する・・・全てのカットは自然でなければいけません。はさみを入れたのが分かるようでは減点ですね。
また、カットは危険を伴うので、自分自身で技術を高めるより仕方ないのです。
そんなわけで、オーナーさんについてショーに行くようになると、改めて疑問が噴出しています。
(問い) 最後に、ショールールやスタンダードの日本語訳はサンフラワーで入手できますか?
質問ばかりですが、なにとぞお力添えをお願いします。
(答え5) CFAショールールやスタンダードの日本語訳(2005/5−2006/4)の最新版は、2冊セットで3000円(送料が500円)計3500円で、5月7日より発売します。
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04/20/2005(水)AM:1100
アビシニアンの子猫たち
空はどんより曇って今にも雨が降りそうだ。夕方からは春の嵐と聞いているが、今は風も無い。
アビの子猫が生まれて55日になる。生後30日頃に離乳をするときに下痢をさせてしまったが、現在は体重は1kg前後で、順調に育っている。
子猫たちの父親も母親もルディで、母親はCFAグランドチャンピオン、父親はチャンピオン、この血統にダイリュート因子のブルーやフォーンが入っていたことは、先祖四代の血統書からは知らなかった。
子猫のルディ・オス、ブルー・メス2の3匹の兄妹は、なかなかできも良いし、仲が良いのがうれしい。
耳が大きく開き方も良い、目もアーモンド形、胸前のネックレスも、足の縞も全く無いし毛色も美しい。
いつものことだが、 この頃の可愛さは、未来のグランドチャンピオンだと本気で思っている。
2日前の月曜に子猫を見学にきた人がいたが、既に別のブリーダーからブルーのオスを買ったので、お嫁さん探しだそうだ。
我が家の子猫たちを見て「この子達は縞がありませんね」と、不思議そうな顔をした。
買ったばかりのブルーのオスは、胸にも足にも淡い色の縞があるそうで、ブリーダーは「ブルーとかフォーンは縞のあるのが普通で、目立たないから問題は無いのよ」と教えたそうな・・・それにお腹や足の毛色はもっと白いと言う。(白い毛色のアビは冷たい色調なのでやはり減点だ)
アビシニアンの縞は無いほうが良い。・・・大人になったら消える・・・何て何十年も言われてきたが・・・子猫のときの胸前の縞や足の縞模様が消えたのは見たことが無い。
縞に関しては、審査員にしてもこれがルディの黒い縞なら、誰もが大きく減点するのに、ブルーやフォーンの淡い毛色は確かに目立たないので見逃すようだ。(ちと心配)
いずれにしても、最近はシャムのように足の長い体型や、大きくて先の尖った耳つき、ドロップ目玉になったアビシニアンを多く見かけるのが残念だ。
新しいタイプのアビなどそれが流行であっても感心しない。 私たち夫婦が共通するのは、スタンダードは変わらないのだから、古き良き時代のアビが懐かしいと言って、アビらしさを求めつづけている。 |
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