香港のキャットショー2000/12/15&16

 
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クリスマスの前週に香港で2000年メモリアル・キャットショーが開催されました。会場は香港の返還式のために建造された、東洋一の大きな国際展示場です。(昼と夜の会場の全景)


この建物は1F,3F,5F,と奇数階にイベントホールがあり、ショー会場は2Aで、隣りの2Bホールでは「香港に雪を降らせる」との国歌イベントが開催中です。(ロゼットの真中にショーポスターのデコレーション)・・・となりの会場は夕方になると入場まで2時間待ちの行列・・・
キャットショーへの入場は有料で、土曜日が5000人、日曜日は8000人 、2日間で延べ1万3千人・・入場料は大人・約300円、子供150円です。


エントリー猫の入場は、獣医さんの検診から・・・ポリスマンとか警備員も常駐しているほどの人気です。出陳136頭、アブセントは3頭・・・出陳料は3000円程度です。


スポンサーのフードメーカーも4社が後援「ヒルズ、カルカン、アイムス、ピュリナー」と、それぞれがアイデアのあるプレゼントやPRを繰り広げています。

香港は大半の住居がマンションのため、ペットとして猫を飼うことが大流行しています。血統猫を中心にした「猫の月刊誌」のPRコーナーも大賑わいです。

グッズとか用品のお店も3店が競い、小物の価格は日本の1/3程度で、飛ぶような売れ行きです。

香港でも「捨てられる猫」の問題がなかなか解決されません。

キャットショーの入り口近くでキャットクラブと愛護団体が手を組んで、募金活動や里親探しのキャンペーンをしていました。
土曜日は午後1時に審査が開始されるので、九龍の波止場近くにある”香港ホテル”を午前11時に出て、ショー会場には30分で到着する予定が、・・・道案内のボクがスターフェリーの乗船口を間違えたため、・・・会場から離れたセントラル地区で下船・・・
「会場まで歩きましょう」とキムの一言で、曲がりくねった海岸べりを歩いて会場に向かいました。
すぐ近くに会場は見えるし、10分も歩けばと思っていましたが、何だか15分歩いても、まだ遠くに見えます。
そして、20分後、やっとこさっとこ会場入りでした。
翌日は・・・もちろんタクシーでした・・・

 
年に1回のキャットショーを楽しみにして、全ての出場猫に送られる拍手、この笑顔、この情熱、興奮・・・審査員としての喜びです。
ショーの成績も大切ですが、ボクは、もっともっと猫好きな人が増えるようにと、多くの猫たちを見学者の近くで披露しています。


八重子さんの説明を中国語で通訳するのは、将来は「猫の審査員」を目指している、放送大学に学ぶコムラさん・・・
右はオデブでおしゃれな毛色の家庭猫(HHP3位・51頭中)・・・


家庭猫のベストは7kgのブラックペルシャ・・・疲労気味のボクに比べて、入賞者のオーナーの笑顔がはちきれそうです・・・


ベストキツンはブルークラシックタビ―のエキゾチック・・・真ん丸で大きな頭部、小さな耳、短い鼻、頑丈なアゴ、コビ―なボディ、・・・素晴らしさに感激・・


各4つのリングには、それぞれのスポンサーの大きな垂れ幕があります。
香港では英語が通じるので、八重子さんはリボンの説明から、一匹一匹の猫の紹介まで、食事もしないでがんばっています。


キツンクラスのベストはブルータビ―のエキゾチック・・・・
ラストメッセージ・・・長く話したらキムさんが「ケンジは話し出したら止まらない・・・」って五月蝿いのですよ・・・でも、会場一杯の拍手がボクの思い出になりました。(通訳は美人のシンシアさん)